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お母さんを偲んで

お客さまのご了解のもと、ブログにしたためさせて頂きます。

 

丁度一年前にお泊まりのお客さまが、再度お見えになりました。とっても仲の良い三世代のご家族さまでした。

 

前回ご旅行後、すぐにこの度のシルバーウィークにご予約を頂きました。

 

皆さま、明るく穏やかで仲良しご家族なのはそのまま。ただ、残念な事に、今回はお母さまがいらっしゃいませんでした。

 

悲しい事に、この7月に急逝されたそうです。前回の千屋の旅行が楽しかっただけに、今回も待ち望んでいらしたそうで、お辛い中でにも関わらず、お越し下さいました。お母さまを偲ぶためでしょう、一日目・二日目と一年前と同じ道を巡られました。

 

前回同様、一日目は本格的洞窟探検。一年前は、お母さまと女の子のお孫サンだけ、途中の難関の崖を降りるのを断念されていました。が、今年は、女の子も最奥までチャレンジ!「おばあちゃん、私、成長したでしょう!」と心の中で報告されていたかな!二日目も、同じく吹屋に行かれました。

 

いつも、ご家族全員を優しく気遣い、取り纏めて下さったお母さま。要であったお母さんが不在となり、皆さん更に家族の結びつきを強めたお話しなどお伺いしました。丁度、主人も母親を11年前に亡くした時と状況が似ていて、家族の絆について考えさせられたと言っていました。ご家族全員、皆さんのそれぞれの良い所、好きな所を語り合われたり、、、私たちも感動しました。

 

長女さん(写真後部中)がお持ちの、お母さんの遺影。千屋の朝の散歩道での写真が、自然ないつものお母さんの表情で、すぐに『これにしよう!』と決まったそうです。

 

同じ色の秋桜が咲いていた、千屋の朝でした。

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