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藍染め教えていただきました

夏、真っ盛り。明日から早い方はお盆休みが始まります。宿として、宿内の衛生・私たちの健康に気をつけていきたいと思います。

 

この八月は、岡山・鳥取県以外の方は、大変に申し訳ございません。岡山県内の方のご予約とお問い合わせが殆どです。やはり皆さま「近隣の旅行」をお考えくださってるように感じます。


右が藍染めを教えてくださった方。会の最後のお茶会にて。
右が藍染めを教えてくださった方。会の最後のお茶会にて。

さて、古民家民宿千屋アウトドアハウスのママは、不器用。

 

興味が有るもの・キレイなものを見るのはもちろん大好き、でも、作るのは苦手。そんなママの良い所(!)は、苦手でも嫌いじゃない所♪(ちなみに料理も苦手の部類)苦手な事をしたり続ける事が、ちっとも苦にならず楽しめるんです^_^苦手でも、好き。

あー、ヘタの横好きっていう言葉が有りますね、それです。

 

そんなママに「藍染め一緒にしてみる?」という魅力的なお誘いが!

↑覚え書きとして、藍染めの手順。写真をクリックすると、簡単な説明有り。


藍で染めた布は、うっすらと草のいい香り。

 

防虫・防腐、ヘビ避けの効果があるそう。野良仕事着にピッタリですね。草のカスをコンポストに入れたら、生ゴミの匂いがスっと消えてビックリ。

 

凄いなぁ!


その後、わが家でも3回染めて(計4回)、こんな感じになりました!

 

左上と右がシルク、左下のレース付がコットンです。

右のシルクは、どんな風に色が重なっていくか見るために、分けて染めました。

 

一回目(一番上)、透き通った薄緑の水のよう。

二回目は、わざとしぼってムラな空色。

三回目は、浅葱色。

四回目、いわゆる藍色っぽいです。

 

小さいシルクの布は、結構濃い藍色!

コットンは薄緑かかった青。

 

紺色や空色とどう違うのかなぁと思って検索したら、「藍四十八色」という言葉が有るくらい、どっちも藍色の一つでした。(群青色は岩絵の具の色らしく、別物)

 

そう言えば、14年前に千屋に住み始めた頃、母に

「和紙を染めて障子紙作ったら?」

と言われ、まだ手づくりで何かをした事がない私、

「何言ってんだか。無理。」

という感じでしたが、実現の光が見えてきました。

 

柿渋染め、ベンガラ染めも近いうちやってみようと思っています。そう、思い出した。12年前、宿泊してくれた東京の友人が観光で吹屋に行き、帰った後、「買ったベンガラで染めたよ!晴ちゃんもやってみなよ!」とベンガラ染めの布を送ってくれたこともありました。すごいなぁ、そんな事できるなんて!と、自分がするなんて考えてもなかった。ようやく芽が出始めた、ぱるきちママです。てへ。

 

今回、藍染めを教えてくださったのは、千屋の隣々の哲西町に住む、Nさん。三年程前にタイから新見へご夫婦で移住され、好奇心いっぱい、とても魅力的な女性です。染色から始まる機織りや布製品作りでいつも個性的なお洒落をされていて、ステキ!!!

 

ご了解をいただいて、彼女さんのギャラリー兼ご自宅をご紹介^_^

画面をクリックしてご覧ください。