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「ベンガラ染め体験」吹屋にて

8月に藍染めを初めてしたばかりですが、この度はベンガラ染めを習ってきました。

 

↓まずは、当日の作品群をどうぞ!↓

白い和紙を色んな色のベンガラでカラフルに!
白い和紙を色んな色のベンガラでカラフルに!
昔ながらの割烹着、右を濃いピンク・左そでを黄色ベンガラで。
昔ながらの割烹着、右を濃いピンク・左そでを黄色ベンガラで。
一輪挿しの塗料のはげた台座を赤ベンガラで塗り直し。
一輪挿しの塗料のはげた台座を赤ベンガラで塗り直し。

吹屋ふるさと村は、古民家民宿千屋アウトドアハウスから車で一時間弱。今年6月、ジャパンレッドとして日本遺産にも指定され、再脚光浴びてます。

 

吹屋の通り沿いは、ここ何年かでベンガラ染めのお店が(そして、個性的な飲食店やギャラリーなどもたくさん)増えました。今回、そのうちの一つ、「弥八」の小倉邦子さんにお世話になりました♪吹屋のメイン通りの一番端っこにあります。

 

ベンガラと言えば、朱赤や渋いピンクのイメージですが、なんと!黄・緑・薄ピンク・朱赤・紫・黒…、本当にバリエーション豊かです。

 

ベンガラに熱を入れていくと、

黄→赤→黒と変化するので、色んな色がベンガラのみで作れるそうです。

黒は少し青みが入ってるのでしょうね。黄+黒=緑、赤+黒=紫、だそう。

 

藍染めは、当日3度…もっと濃くしたければ日を変えて何度か揉んでは日に干してをくりかえしますが、ベンガラ染めは当日のみでかなりきっちり色が入るので、染め入門者にはうってつけ。

 

もちろん、小倉さんのご準備があってこそ、お手軽に楽しめた訳です!

 

その後、1週間ほど日に干してしっかり色を染み込ませ、布はサラサラと水洗いし乾かして完了です。

 

ちなみに、ベンガラの粉を持っていれば(吹屋で購入できます)、自分で呉汁(大豆をすった上澄み)を混ぜて作れるとのこと。詳しい方法を書いた紙をいただいたので、今度家でチャレンジする予定^_^

 

家の洗面所の柱など自己流でベンガラと柿渋を混ぜて塗ったりしてるんですが(恥)、木材に塗る正式なやり方も書いてあって、勉強になりました。

 

情熱的だけどほんわかムードの小倉さんのお話しも吹屋にピッタリで、とっても楽しめました。

↓「ベンガラ染め 弥八」経営、小倉邦子さん。ご一報されてから行かれた方が良いようです。

https://www.facebook.com/kuniko.ogura


おまけ◎まずは腹ごしらえ。。。と、染め前に、吹屋の反対側の端っこ、「燈(あかり)」さんでランチ。秋の食材がふんだんに、美味しくて安い!店員さんも感じが良くておすすめでした。

「町家吹屋ステイ千枚」の一階部分に「カフェ燈」さんが入ってます。
「町家吹屋ステイ千枚」の一階部分に「カフェ燈」さんが入ってます。
吹屋の燈さんのランチ
「カフェ燈」さんのランチ。ソーメン瓜、アカタケ、ナス、ミョウガ、クリ、カボチャなど初秋の山の食材満載!
デザート付。高梁紅茶と干ピオーネのゼリーと飲物。
デザート付。高梁紅茶と干ピオーネのゼリーと飲物。