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営業許可継続で想うこと

今日4月1日から6年間の新しい飲食店営業許可書が届きました。古民家民宿千屋アウトドアハウスは今年で27年目ですので、何度目かの更新。

 

わたし(鈴木章弘)はもうすぐ64歳。6年後はなんと70歳となります。もしかして、これが最後の更新かも…と思います。

そこで、これからの6年に想うこと。

 

宿は、囲炉裏があるような純和風な宿なのに「アウトドアハウス」というヘンな名前。これは、ご希望の方に新見市南部の天然の鍾乳洞に本格探検にご案内して、それがこの宿の1番の付加価値だったためです。2年ほど前より、私の体調の面もあり、現在はカルスト地形と鍾乳洞入口付近のご案内のみをしております。

そして最近は、宿のみでお客様と接することが多くなりました。

 

宿のお客さまは、ご家族・お友達・小さな子どもさんからご年配の方までまったく多様な方々が来られます。今から思うと、全て(特にご年配)の方に本当の意味でお話しができるようになったのは、55歳ぐらいからかなという気がします。それはきっと、親のことや地域のことなど色々と経験してからでしょう。

 

宿は、27年間、いつも楽しい良いお客さまに恵まれてきました。ただ、アクシデント・困難がなかったわけではありません。若い時は「きついな」と感じたこともあります。

 

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これからの6年間アクシデント・困難を含め、全てを楽しんでいきたいと思います。宿業をとことん楽しんでいく所存です。

 

宿の方向性としては、

  • この新見で、観光地化されていないお客さまの行きつけの田舎を作る
  • 地域の思い入れのある人とゆるやかに連携し面としてお客さまに提供する
  • お客さまのご希望によっては、発見する・学びを得る機会を提供する

そのような宿でありたいと思います。そして、田舎の観光をとことん探求してまいります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。