· 

「荷車の歌」での出会い

私の大好きな映画「荷車の歌」。

中国地方の山間部を舞台に、明治中期〜昭和戦後までを生き抜いた、農家の女性の話。

 

ご存知ない方は、私が2012年に書いたこのブログをご覧ください。

牛小屋跡の千屋の昭和の写真館。ご郷里と似ていて懐かしく思ってくださったはず!
弊宿の牛小屋跡の千屋の昭和の写真館。ご郷里と似ていて懐かしく思ってくださったはず!

宴会時、お客さまのご出身地が千屋と似た様子のところ(中国山地にある里山)などとおしゃべりしていて、

ふと「荷車の歌」を思い出しました。

そのビデオをガサゴソ探し出しお見せしたところ。。。

 

ビンゴ!

その映画の舞台の山村が、お客様のご出身地だったのです。

わぁ〜〜〜♪嬉しいなぁ。

ちょうど「荷車の歌」の主人公と同じ年代だったお祖父さまからは、当時についての話を聞くことがあったようです。

 

同じ中国山地内の里山でも少し離れていますが、

風習・食文化・自然・産物もろもろ似たところがあり、

特に、組内(近隣住民の相互扶助組織)や葬式の仕組みなどもそっくりなのに驚きました。

 

こちらのお客さまは、故郷を懐かしむだけでなくて、

今でも地元の神楽、米作り、森林管理のたびに足を運ばれているそう。

すごいなぁ。

朝ご出発後、お部屋に、

素敵なメッセージ☆

郷里を愛する、千屋と似た山間部ご出身の方から頂いたお言葉。

 

そろそろ28年目になる千屋アウトドアハウスとはいえ、千屋のことについてはまだまだ初心者ものの私たちですが、

「田舎に残る『古い事を沢山の人に伝え続けて』行きたい!」

と改めて思いました。

 

素敵な出会いをありがとうございました!