今回も、ぱるきちママのダンナが書きます。
私には洞窟関係で恩師が二人います。
お一人は、元日本洞窟協会会長で、元大阪教育大学教授のカルスト地形の専門家、守田優先生。私が旅行会社在職時、世界各地の洞窟探検ツアーのアドバイスと集客でお世話になりました。
もう一人は、元日本洞窟協会副会長で、元新見市文化財保護審議会会長の柴田晃先生。私が32年前、新見市へ移住するきっかけになった方です。
お二人とも亡くなられましたが、数々の探検用具をお二人から譲り受けました。
ゴムボート・ライフジャケット・テント・ワイヤーバシゴ・ザイルなど。
ただ、もう私は本格的な探検はしません。
で、本日、POLEPOLE岡さんにお渡ししました。
また、柴田先生が、70年ほど前より調べ上げた阿哲台の鍾乳洞の詳細資料もお渡ししました。
岡弘幸さんは、西表島で自然(カヌーや鍾乳洞)を案内するガイドをされ、新見に移住し、昨春より洞窟など自然ガイドをされています。
彼の人生、私は必要以上に言うつもりはありません。
ただ、彼とお会いしてから一年半、この地で生活していくために、積極的に色々と活動されてきたと客観的に感じています。
この自治体の弱点は、思いつきの事業を税金や補助金で活動し、うまくいかなくても誰も何も言わない、そして、職員はふりかえりもせず、改善しようともしない。
その繰り返しです。
これは、考え抜いたvisionがないからです。
そして、その基となる「好奇心」がありません。
岡さんは、どのように生きて行かれるかは分かりませんが、補助金などに頼らず、人生を賭けて、命をかけて試行錯誤されています。
色々な分野でこのような方を大切にすることが、新見市の将来にとって、一番大切なことだと思います。