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「ひかりなでしこ」

岡山在住のご家族様とそのお友達ご夫婦がお泊まりに来られ、その晩に花火を楽しまれました。 私たちもお誘い頂き、ご家族様の親しみやすいお人柄に甘えて、一緒に参加しました。

「ひかりなでしこ」とは、知る人ぞ知る、最高級の線香花火とのこと。昔の線香花火を再現するため、職人さんが長年掛けて作り出したもので、手に入るまで3〜4年掛かることもある人気の花火です。(モチロン、お値段もそれなりにします!)
普通のより、パッと大きな花火、綺麗でした。が、それ以上に、こだわりの材料で、全部手作業で作られてるのを思うと、かなり真剣に見入ってしまいました。 じっくり見ていると、火がついてから燃え尽きるまで、たった何十秒間が、まるでひと1人の人生を表してるような気持ちになりました。「松葉(写真のような 線香花火の最盛期)」がかなり華やかだけど、直後に火の玉がぽとりと落ちて終わる”人生”があるかと思えば、ずっと火花はこぶりだけど、「散り菊(松葉の 後、最後に小さな光の矢が落ちる様)」が長く長く続く”人生”も有ります。。。
職人さんは、きっとどの線香花火も、松葉も散り菊も、長く花咲くように願いつつ作られたはず。だけど全部一緒でない事が、より味わい深く感じられました。

自分の人生はいかに。。。?!