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宿で地元の寄り合い

私の主人は、3年前より、住んでいる地区(千屋花見、原組)の幹事(主に冠婚葬祭時や地域行事の取り纏め役)をしてきましたが、3年間の任期がもう少しで終わりなので、新しい幹事さんの決定とそのあとの懇親会が、昨晩、古民家民宿千屋アウトドアハウスの囲炉裏の間で有りました。

懇親会には私も参加し、色々な昔の楽しい話しが聞けました。

 

主人がこの地区に来たのは18年前ですが、この地域では数年前まで、葬式は、地区の方の全て手作りで行っておりました。例えば、葬式のときに使うもの、、、男性はわらじや箸、また、葬式時に使う装飾物を、女性は料理を、近所の人総出で手作りしていました。

しかし、最近は、市街地のホールに任せる事が多くなっています。

 

2年前の東日本大震災後、”地域の絆の大事さ”が言われていますが、一昔前より、ここのような田舎でも、集落内の繋がりが希薄になっているのは確かだと思います。しかし、都会と違って、それでも絆はまだゆるやかにあり、鳥取県西部地震や7年前の豪雪の時など、協力して生活してきましたし、日々の生活でも同様です。

 

田舎の良さ、それは、地域とともに生きて行く事だとも、改めて思いました。