にいみ雛まつりと、節分草

2月27日から始まった「にいみ雛まつり」が開催されてる御殿町へ行って参りました。

御殿町(ごてんまち)は、江戸時代から続く商店街で、昔ながらの街並がこじんまりと残っています。そこへ住む方たちを中心にした、ボランティアガイドさん達のご案内で楽しんできました。

まず、「元料亭松葉」さんへ。

 

明治期に入ると、セメント業(鍾乳洞と言えば石灰岩です)で栄えた新見の町。その中心部、人がやっとすれ違える程の細い「三味線横町」には、いくつか料亭がならんでいました。松葉さんは、その一つが改修・復元されたものです。その当時の情緒が残っていて、仕事後の楽しいざわめきが聞こえて来そう!

江戸、明治、大正、昭和初期のおひな様と、昔から料亭で使われていた食器などなど、古くても保存状態の良い品々が並んでいます!

 

一般庶民の古い民具なども魅力的ですが、やっぱり料亭のものは、お洒落で粋!遊び心満載の、手作りのものばかり。

 

例えば、、、↓


☆杯洗(回し飲みの為の洗うための器、一体感が深まります)

☆ニカワガラス(もやもやとした模様の窓用の飾りガラス。今はもう作れません!)

☆銅製の日本酒入れ(炭を回り込むように注げて、燗で飲める)

 

楽しみの種類が少なかった昔は、酒の席・巡り来る季節、一つ一つを、今よりずっと深く楽しまれてたんだろうなぁ〜〜。そんな想像を巡らし、タイムトリップ。

 

ガイドの大西さん曰く、

「こんな品々を見て、当時の方達が『こんな風に楽しまれてたんだな〜』と思うと、昔々と思っていた明治時代も身近に感じますよね」と。

 

そっか〜、私たちが明治へタイムトリップというより、明治時代が私たちに近づいた感じ?!

そして、昭和初期の建物、「大阪屋旅館別館」さん。

遠くからお仕事に来られた方は、こちらで宿泊付で、宴会をされたのでしょう。旅館のお嫁さんが、説明下さいます。

 

☆えんごりょう(軒下を支える、太い梁)

ここ大阪屋さんのえんごりょうは、2階にも関わらず、かなり太い!頑張って見応えある建物を作ろうという気概が伝わって来ました。

 

次、御殿町センター(地域の交流館)の最近のおひな様も拝見し、

最後に津乃國屋内蔵さんへ。

 

代々商家である家の江戸(1800年頃)期の蔵に保存されてた物を、公開して下さってます。

 

おままごと用のお弁当セットのからくり、ご当主・長男・奥サマとランクの違いが分かる食器に驚きました☆

新見の偉人、山田方谷さんの直筆の書もあります!

 

こうして古き良きものに触れる事で、先人達の苦労や楽しみの一端を知り、今の生活を見直したり、感謝したり。何度目かのご案内でしたが、私も心から楽しませて頂きました。

 

3月3日まで、イベント開催中です☆

 

 

そのあと、一緒に参加した4人で、一面に節分草が広がってる所があるよ、と教えて頂き、足を伸ばしました。こういう山野草も、石灰岩質ならではです。

 

春満喫の一日でした☆